前回からの、理科の苦手分野について②~記述式問題~ の続きです。
今回は、選択問題を解くのが苦手な場合についてです。
選択問題は消去法を使って解くのが鉄則!

これは全教科に言えることだが、理科では社会と同じく○か×しかないため、4択のうち3つわかっていれば解けることになる。
また2つしかわかっていなくても鉄則と表を駆使すれば解けることもある。
例題)次の中で正しいものを選びなさい
ア、単子葉類は網状脈である
イ、単子葉類は子葉が2枚ある
ウ、双子葉類はひげ根である
エ、双子葉類は維管束がきれいに並んでいる
この問題で表を見ると、ア~ウが間違っていて、エがあっているので正解はエになる。

では次の問題を見てみよう。
例題)次の中で正しいものを選びなさい
ア、単子葉類は網状脈である
イ、単子葉類は子葉が2枚ある
ウ、双子葉類はひげ根である
エ、???????????
エは全く知らなくて、そもそも漢字も読めないような難しいことが書いてあるとする。
この問題で表を見ると、ア~ウが間違いでエが残るので、
選択問題は消去法を使って解くのが鉄則!に基づいて考えると、エに何が書いてあってもエが答えになる。

またつぎのような場合もある。
例題)次の中で正しいものを選びなさい
ア、単子葉類は網状脈である
イ、単子葉類は子葉が2枚ある
ウ、???????????
エ、双子葉類は維管束がきれいに並んでいる
今度はウを全く知らなくて、わけがわからないとしよう。アとイは違っていて、エは正しいことになる。よって答えはエになる。
最後に解けない場合はどんな時かみてみよう。
例題)次の中で正しいものを選びなさい
ア、単子葉類は網状脈である
イ、単子葉類は子葉が2枚ある
ウ、双子葉類はひげ根である(?????)
エ、双子葉類は維管束がきれいに並んでいる(?????)

一応漢字は読めるがウとエがわからないとしよう。その他の表は埋まっているので、アとイがちがうのはわかる。選択問題で2個以上わからないので、こうなるとお手上げである。
ただもう一度表を見てほしい。ウとエ以外は全部埋まっているとする。
その場合、ウのひげ根であるのは単子葉類である。また維管束の単子葉類の部分を見てみると、バラバラと書いてある。
まとめると
ウ、単子葉類の特徴なので、間違っている可能性が高い
エ、単子葉類の特徴じゃないので、正しい可能性が高い
よって答えのエを選ぶことができる。
これは、選択問題は消去法を使って解くのが鉄則!と表で対比して覚える!
という2つの方法を利用して解くやり方である。

この方法が使えるため、理科の暗記では、なるべくシンプルな表で対比して覚えるというのが一番合格につながりやすい!
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