こんな問題があります。
折り紙で鶴1000羽を4人で折る予定であったが、人数が増えて20人で折ることになった。
20人で折ったときの1人あたりの鶴の数は、4人で折るときの何倍になるか、求めなさい。
普通は人数が増えるなら、1人あたりの折る数は減るでしょ、と考えます。
しかし・・・算数が苦手だと、÷、× をどう使ったらよいか、わからない!ということがあります。

例えば、
1000羽×4人=4000羽
1000羽×20人=20000羽
4000羽→20000羽 だから、5倍!
なんていう間違え方をしてしまいます。
そこで、図に書いてみましょう。

こうしてみると、
1000羽を4人で折る→1000÷4=250羽
1000羽を20人で折る→1000÷20=50羽
というように、
1人当たりの折る数は、÷を使うと計算できる、という考え方ができます。
すると、
250羽から、50羽に減っているので、答えは1/5となります。
ここでも注意なのは、250÷50=5なので、5倍!と答えてしまうと間違い。
250羽の何倍が50羽なのか?
問題が何を聞いているのか?という基本的な解き方をおさえていないと、間違えてしまいます。
このことは、算数だけでなく、他の教科でも言えることなので、
問題文に線をひく!
などの簡単ですが、ミスを防ぐ方法は大事ですよ。
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