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『高校受験の内申点ってなに?』

内申点ってわかりにくいですよね。

内申点を気にしはじめた多くの方は、高校受験を意識し始めた人だと思います。

多くの方は、高校受験が初めての受験で不安なことがたくさんありますよね。
とりあえず、内申点の制度を大まかに知ることからはじめていきましょう。

『内申点=通知表の合計点』

相対評価と絶対評価

内申点は通知表の合計点で表されます。
福岡の公立中学であれば、9教科の評定が1~5で各教科出されているはずです。
もし記憶の中にあれば、だいたいでいいので、すべて足してみてください。

その合計点が高校受験に使われる内申点になります。

保護者の方

「高校受験で合格するには、何点くらいあればいいの?」

何点くらいあればいいかは、受験する高校によって異なります。
ここでは人気のある修猷館高校と城南高校を例にみてみましょう。

修猷館高校受験に必要な内申点=38~40点(平均4.5)

城南高校受験に必要な内申点=36~38点(オール4に5が2つ)

どうですか?「思ったより高いな」という人もいたかもしれません。

あくまでこの点数は合格GETが持っているデータから出したもので、
塾のデータによっては、高かったり、低かったりするかもしれません。

※ただし、一部塾が出している
『内申点27(オール3)でも修猷館高校に合格した』
などのデータは、あまり信用しない方がいいです。

何十年に1度だけ起こった特例で、

おそらく内申点27(オール3)の人が修猷館高校を受けた場合、合格率は5%以下です。

保護者の方

「内申点は中学3年間、全てみられるの?」

公立高校受験の内申点は、

中学3年間の3学期がすべてみられる場合や中学3年の10~11月だけの場合など、

都道府県によって異なる対応が取られています。

福岡県は、いまのところ「中学3年の10~11月だけ」みられます。

ただし、中学校の先生もわかっているので、

「中学3年の2学期の定期テストさえ頑張れば大丈夫」

というわけにはいきません。

どの都道府県も

公立高校受験に使われる内申点の評価は、実質的に中学3年間の評価

になってしまっています。

そのため、

生徒

「ずっと40点だったけど、中学3年の2学期だけ85点取ったから4~5もらえるかな?」

と思っても

生徒

「ふたを開けてみると3だった・・・」

ということもよく起こります。

中学3年間を通して頑張っていく必要があります。

保護者の方

「内申点はどうやって取ったらいいの?」

古賀先生

最も大切なのは、宿題と提出物をすべて出すことです。

合格GETに来る生徒の多くは、この段階からできていません。」

宿題と提出物の点数は学校の先生によって異なりますが、30~40点分はあると思っておいた方がいいです。

つまり、定期テストで100点取っても、宿題と提出物を一切出していないと、

70点くらいの評価になるので、内申点が3でも文句は言えません。

また、定期テストのほとんどの問題は学校の授業と宿題から出題されています。

定期テスト対策は、効率アップのため合格GETのテキストも行いますが、宿題と提出物を出せるようになることが大前提です。
まずは、宿題と提出物を出せるように、宿題の習慣をつける個別指導をプロ講師が中心となってしていくことになります。

『相対評価と絶対評価ってなに?』

相対評価とは、ゆとり教育以前に行われていた評価制度です。

例えば、「100~90点までは5、90~70点までは4」
というような評価の仕方です。

点数で他の生徒と比べて、相対的に評価します。

絶対評価は、ゆとり教育以降に行われている現在の評価制度です。

例えば、「A君は前のテストで10点だったけど、今回は60点を取った。頑張ったから5をあげよう」
というような評価の仕方です。

点数が低い子でも努力に対して評価できるようになったので、内申点が取りやすくなったといわれています。

ここまでは建前で、現実的な評価制度の話をします。

相対評価の時は次のような評価基準が目安として存在していました。

1=7%
2=14%
3=52%
4=14%
5=7%

だいたい上位から7%だと5がもらえるといった制度です。

この制度はなくなったはずなのですが、現実的にはいまでも残っています。
ではなぜ残っているのでしょうか?
というよりも、こんな声も聞こえてきそうです。

保護者の方

「そんなに内申点がいるなら、全員オール5にしてくれればいいのに。。」

そう思いますよね。
でも高校受験のときには、中学の校長先生は1~5をどれくらいの生徒に出したかの割合

高校側に出さないといけないことになっています。

もしオール5を出してしまっていたら、
「この中学は正しい評価ができてないから、全員3扱いにしよう」

などと高校側が他の中学の生徒とバランスをとるため、内申点を調整してしまい、

頑張った本当の5の生徒の平等性を損なってしまいます。

そのため相対評価の内申点の割合は消えたはずですが、現実的には今でも残ってしまっています。

目次

公立高校受験では内申点はどれくらいの割合になるの?

都道府県や高校によって異なりますが、

内申点の割合=30~50%
公立高校受験テスト=70~50%

と言われています。

正しい割合は非公表ですが、東京都が一時的な経過処置として、
内申点割合を30%、公立高校受験テストを70%にすると公表したことがあるので、

そんなにずれていないと思います。

また公立高校合格者と不合格者のデータからも、概ねあっているものと思われます。

保護者の方

「内申点はどうしても取れないし、間に合わない

「内申点が重要なのはわかったけど、もう高校受験近いし間に合わないよ」

そんな場合は、学力を上げて、私立高校を第一志望にする方法があります。

私立高校も内申点は見ますが、学校によって内申点の割合が30%より低いところもあるようです。

原因は、福岡は公立高校志望者が多いので、

学力はあるけど内申点が低い生徒を私立高校が求めているという側面があります。

ただし、内申点重視の私立高校もあるため、

学校の先生や塾などで相談して決めた方がいいと思います。

高校受験に向けて頑張ろうと思ったら・・・

高校受験は早めの準備が肝心です。

『内申点対策の宿題と提出物』
『内申点対策の定期テスト』
『中学1~3年すべて出題される高校受験対策』

どれも時間が非常にかかります。

無料体験もしておりますので、高校受験準備を始めたい方は、お気軽にお申し込みください。

プロ講師と一緒に、個別指導でしっかりと準備していきましょう。

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